行動くんと思考ちゃん。

いつもお世話になっております。べたです。

世の中に出回っている本では、人間は2種類に分けられるという謳い文句がよく使われていますね。なわけって思うけど。

きっと分かりやすくする為にやっているにしろ、「※でも他にも色んな人もいるよ!」とか注役で書いて欲しいところです。

さて、今日のお話は

「行動くんと思考ちゃん。」

世の中には、なんでもすぐに行動に移せる人まずは考えてからという人の2種類の人間がいます。

今日はそんな二人の物語を、昔話風に書いていこうと思います!(※途中で現実に引き戻されて、口調が変わる恐れがあります。ご了承ください。

目次
  1. 行動君と思考ちゃん
  2. 行動君の考えていること
  3. 思考ちゃんの考えていること
  4. おじさん。あなたはいったい何者なの?
  5. あとがき
1.行動君と思考ちゃん

昔々あるところに、行動君と思考ちゃんがいました。

行動君は、山に芝刈りに行ったり、川に洗濯に行ったりと何でもやってみようと思ったらすぐに行動します。

思考ちゃんは、山へ芝刈りに行くにも、川に洗濯に行くにも、まず考えます。例えば、川が汚かったり、山に蛇がうじゃうじゃしてたらどうしよう。という様に。

行動君も思考ちゃんも、普段は仲が良く一緒にラウンドワンでオールしたりもしていましたが、いったん口論になると、収集がつきませんでした。

そんな生活を送っている2人の元に、仕事を辞めるかどうか困っていてどうしたらいいのか分からなくなった社会人のおじさんが訪ねてきました。

おじさんは2人にこう言いました。

「私は、今の仕事を辞めようか迷っているんだ。家族も養う人もまだいないけど、仕事を辞めて周りからニートと呼ばれるのが怖くて怖くて、夜もまともに寝られないんだ。」

行動君も思考ちゃんも、一斉に自分の意見を言いましたが、見事なまでに同時に話すのでおじさんは、特殊能力である‶2人の話を同時に聞ける力”を発動しました。

果たして、2人は何と言っていたのでしょうか?

2.行動君の考えていること

おじさんの特殊能力によって聞き分けた行動君の考えはこうでした。

行動君

「おじさん!そんなこと考えてる暇があったら辞めちゃいなよ!おじさんは周りの目が気になってるけど、そんなこと気にしてたらおじさんの本当の気持ちである‶仕事を辞める事”はいつまでたってもできやしないよ。その迷っている間にもチャンスはどんどんなくなっていくんだ。だからまずは、行動してみよう!!」

「やってみてその後、結果がどうなろうとそれはおじさんにとってプラスになるんだ。たとえ上手くいかなくても、そのやり方が違ったと気づけたならそれは凄いことなんだ!他の方法を試せるきっかけにもなる!だから行動するんだ!」

おじさんは、確かにな。と思っていました。ただ思考ちゃんの考え方も聞いてみたいと思いあの能力を使ったのです。。

3.思考ちゃんの考えていること

実はおじさんは、特殊能力を一度使う度に休日出勤が一日増えてしまいます。

それはさておき思考ちゃんの考えはこうでした。

思考ちゃん

「おじさんの気持ち、すっごく分かるよ。仕事を辞めたい自分がいるいっぽうで、その後どうなるのか不安な自分もいる。だからこそ、後悔しないために考えるの。どんなに時間をかけてでも考えてからの方が、自分の選択に納得できるでしょ?後悔してからじゃ遅いでしょ?だからまずは、考えるのよ!」

「どうしても答えが出せなかった時は、そこまでの悩みだったのよ!結局してもしなくても、自分の人生に大きな影響を与えられたかなんて分からないじゃない!そんな‶神のみぞ知る”みたいな事してたら、いつか取り戻しのつかないことになるかもしれないわ。だから、おじさん!考えるのよ!」

おじさんは、確かにな。と思っていました。

果たしておじさんはどっちの考え方を受け入れたのでしょうか?

4.おじさん。あなたはいったい何者なの?

2人の考えを聞いたおじさんの心は揺れていました。

行動も思考も大事。でもどうしたらいいのか。

そしておじさんはある一つの答えに行き着いたのです。禁断の能力である‶悟り”を使うことによって。。。。

おじさんは、深呼吸をすると2人に向かってこう言いました。

「行動君、思考ちゃん、ありがとう。君たちの考えはどちらもとても素晴らしい。ただ私は思うんだ。人にはそれぞれの人生がある。生まれ育った環境やつるんできた人たち、好きなことや嫌いなこと、すべて同じ人など、中々いない。それぞれにあった生き方をすればいいんだ。それなのに君たちは自分の考えを絶対だと思い過ぎている所が顕著にみられる。親の顔が見てみたい。人のことを満足に知らないのに私に考えを押し付けるな!!わかったか!?」

そう言葉を吐き捨てると、おじさんは何処かへ行ってしまいました。

2人は茫然と立ち尽くしていました。おじさん、いったいあなたは何者だったのかと。

しかし2人は、同じことを思い浮かべていました。生まれて初めて同じことを思ったのです。

「おじさんはきっといい人だけど、友達にはなれないタイプの人だな。」と。

それからも2人は仲良く暮らしていくのでした。

めでたしめでたし。

5.あとがき

このお話は答えがありません。

モヤモヤしている方もいるのではないでしょうか。

僕自体は、圧倒的に行動君タイプですが、そこには弱みもあります。それを補う関係として思考ちゃんタイプの友達がとても大切なのだと思っています。

逆もまた然り。

お互いがうまく相手を支えあうことが、このお話の肝なのかもしれませんね。完。

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