僕は車を所持していない。
だか、俗に言う「ペーパードライバー」でもない。
仕事で営業の為に、運転するからだ。
無事故無違反、正真正銘のゴールデンドライバーである。
そんな僕は、運転中によく思うことがある。
きっと僕だけじゃなく、全国のゴールデンドライバーの皆んなが思っている事だ。
それが
「左折のとき右に膨らむ車怖すぎん?」である。
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僕調べによると
全国でこの悩みを抱えてるゴールデンドライバーの数は、20万人以上いる。知らんけど。
そして
左折するとき右に膨らむ運転手の大半は、運転歴が長い。知らんけど。
おそらく、長年培ってきた経験がそうさせたのだ。
(内輪差とかだよね。分かる〜)
「右に膨らんだ方が綺麗に、最短距離で曲がりやすい」と。
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そこで僕は思ったのだ。
彼ら膨らみ隊は、運転より野球の方が向いてると。
ここで勘違いして欲しくないのは
テキトーに言ってる訳ではない。ということだ。
僕は運転歴こそ短いペーペー野郎だが
野球は10年間殆どの時間を費やしてきた中堅人間だ。
それだけに、より一層強く思うのだ。
「彼らは野球の方が向いてる」と。
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具体的に説明していこう。
野球選手は大きく分けて「走・攻・守」の3つの能力がある。
今回の件は、その中でも「走」。
つまり、走る事に関しての能力が長けているのだ。
野球での走塁は、試合の鍵を握る大事な能力である。
そこで必要となってくる物の一つが
「左折のとき右に膨らむ能力」なのだ。
分かりやすく図に表すとこうである。

このように、出来るだけ最短距離で
敵のホームを踏むためには「膨らむ上手さ」がとても重要なのだ。
これを専門用語で「ベースランニング」と呼ぶが、ここではそんなに詳しく触れても意味ないし。てかみんな興味なさそうだから辞めておこう。
そして僕たち膨らまない人が思う運転手は、これが上手いのであるのよ。
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しかし、これが運転に変わるとどうだろう。
対向車となる側のドライバーは、
まるで自分の方に向かってくるかの如く、多大なる恐怖を覚える。
各塁にいる審判が対向車だとしたらこうだ。

恐ろしくてたまらない。自分以外の男の連絡先を勝手に全部消すメンヘラ彼氏なんかより全然怖い。
以上の点から
「左折のとき右に膨らむ運転手は、運転より野球の方が向いてる」
という説を唱えたわけである。
この記事は、多くの賛同を得られるだろう。
少なくとも、僕調べによる全国20万のドライバーなら分かってくれるはずだ。
ああ、またくだらない事ばかり考えてしまった。
こんな事してないで、早く彼女作ろう。
おしり。
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