どうも。いつもお世話になっております。べたです。
実は昨日の投稿で記念すべき10投稿目でした!凄い!
この調子でどんどん投稿していこうと思うので、これからもよろしくお願いします!!
さて、今日のお話は
「万年B組!!へた郎先生」です。
生徒たちに授業を教えるのが下手な、高校教師 へた郎先生。
彼はいったい何がいけないのでしょうか?そして変わることは出来るのか?
目次
- 今月もあの日がやってきた。
- 恐怖の2ちゃんねる。
- そして。
1.今月もあの日がやってきた。
私は へた郎。とある高校の教師である。
3年前に大学院を卒業し、念願の高校教師になることができた!自分の夢を叶えて、最高の社会人のスタートをしたのである!!
ところがこの高校には、とても変わった制度がある。
それは ”先生たちの給料の良し悪しを決めるのが生徒だという事“ である。
生徒たちは月に1回、我々の授業に対して
「分かりやすかった・分かりにくかった」 のどちらかを選び投票する。
「分かりやすかった」が過半数を超えた場合、A判定となり私たちのその月の給料は2倍になる。
その逆、「分かりにくかった」が過半数を超えた場合にはB判定。つまり、その月の給料は半分になるのだ。。
そして私‐へた郎‐は、この3年間ずっとB判定という納得のいかない結果だったのだ。今日はその結果がわかる日だが、もちろんB判定だった。正直悔しいし、授業中生徒の顔をみるのも辛くなってきた。
お金も全然たまらない。けどそこは大丈夫。私は生粋のボンボンだから!
だが、生徒たちのリアルな評価がこれだ。
これじゃいけないと思い、先日親からもらったお金でパソコンを買った。
え?何でかって?
そりゃもちろん、”2ちゃんねる”で生徒たちの生の声を聞くためだ!
---そしてへた郎はパソコンに手を伸ばしたのであった。
2.恐怖の2ちゃんねる。
私は震える手を抑え込み、検索をした。
「授業 分かりにくい 2ちゃんねる」と。。。



「ポキッ。」心が折れる音がした。
目の前が真っ暗になった。へた郎のメンタルレベルは10下がった。
へた郎は気を失っていた。
正直もう見たくなかった。しかし、まだ自分のどこが悪いのか分かっていない。
勇気を振り絞ってもう一度、見返した。

俺の考えだと、あの人たちは自分の言葉で話してないと思う。教科書に書いてあること読んでるだけで、面白くない!


声のトーンとかもずっと同じで抑揚もないし、眠くなるんだよね~。
「先生も初めて教科書読みました」みたいな授業するんだよね。絶対に予習してないよあれ。
教えてる途中で、説明が曖昧になったりしてて、変な間ができたりね。


こっちは全く見ないから、今まで目が合ったことないし!
少し混ぜてくるくらいならいいんだけど、あそこまで行くと趣味の押し付けだ。。。。


「これが生徒たちのリアルな意見だったのか。。。」
すべて思い当たることばかりだった。
へた郎は少しづつだが、自分の思い当たる部分について変えていこうと思っていた。
3.そして。
あの日からへた郎は、毎日2ちゃんねるを見るようにした。
その度に、自分と思い当たる部分を見つけては、書き出していった。
書き出しては、実践し、また書き出しては実践をした。
そして、生徒の態度が少しづつ変わっているのに気が付いていた。
このあとへた郎がどうなったのかは話すまでも無い。
オチが全く思いつかなかったのは内緒である。
今から2ちゃんねるでオチの作り方を調べてきます。さようなら。。。。
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